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本当にあったM&Aの怖い話!M&Aのトラブル3選

公開日:2021/10/15  最終更新日:2021/09/10


後継者不足に悩んでいる経営者の方にとって、M&Aを行うことは業績もよくなり魅力的な方法かもしれません。しかし、M&Aは必ずしも成功するというわけでもなく、M&A買収後にトラブルが発生したという事例も存在しています。M&Aを検討する前に把握しておきたい失敗事例と失敗を回避するためのポイントについてご紹介していきます。

【トラブル】購入した会社がすぐに破産した

まずトラブル事例①の「購入した会社がすぐに倒産した」です。こちらのトラブルは、M&Aアドバイザーが売手会社の悪い情報を買収会社の方には隠してM&Aを成立させたことが原因です。もともと売手企業は、M&Aの交渉期間中に資金繰りが厳しかったことをM&Aのアドバイザーへ正直に話していました。

しかし、この情報を買い手側企業に公表するとM&A自体が破談になりかねないとM&Aアドバイザーが判断し、隠ぺいしたままM&Aを成立させました。その後、M&Aの成立直後に資金ショートによってその会社は破産してしまいました。

売手会社と買手会社の両方の情報を隠さずに正確にお互いに伝えることが、M&Aアドバイザーの義務です。しかし成約させることに重きを置き、重要な情報を隠蔽したままM&Aを進めるアドバイザーがいることも残念ながら紛れもない事実です。しっかりと信頼できるM&Aアドバイザーを選ぶようにしましょう。

【トラブル】多額の着手金を払ったのに…

続いてトラブル事例②の「多額の着手金を払ったのに…」です。こちらはM&A仲介会社の多額査定を信じて高額の着手金を支払ったが、一向に売却活動が進まないという売手企業が被害を受けたトラブルになります。売却を検討しているある企業がM&A仲介会社へ会社売却の相談へ行きました。

その際に仲介会社から「○億円で売れる」という旨の話をされました。そのことが嬉しかった社長はそのM&A仲介会社へ数百万円の着手金を支払い、会社売却に関するコンサルティングを依頼しました。

しかし、半年たっても買手会社を見つけてもらえず仲介会社が活動自体してくれているのか不安になり別会社へ相談しました。正当に査定をした結果、数億円で売却できるという状況ではなく、仲介会社が着手金を得たいがためにウソの査定価格を提示していた可能性が浮上しました。会社の売却を検討している場合には査定を依頼するのは1社だけではなく、複数のM&A仲介会社に依頼して相場を知ってから比較検討することをおすすめします。

【トラブル】取引直後にほとんどの従業員が退職してしまった

続いてトラブル事例③の「取引直後にほとんどの従業員が退職してしまった」です。こちらのトラブルはM&A買収後に起こる典型的なトラブルとなっています。おわかりかと思いますが、買収企業は業績が右肩上がりの企業、買収される企業は業績が落ち込んでいた企業であることが多く、両社には企業間格差がある場合が一般的です。

大企業であれば採用された従業員の学歴や経歴、社内研修などが中小企業とは異なっていることが考えられます。そのような状態で、中小企業に勤めてきた人と大企業に勤めてきた人が急に一緒になったら何が起こるでしょうか。買収された側の従業員は居心地の悪さを感じてしまうことも少なくありません。その結果退職してしまう従業員が出てきます。

また、中小企業の従業員は人と人がつながっていることが多く、「あの人が辞めるなら私も」と続けて退職者が増えるケースが見られます。結局折角M&Aが完了したのに、買収された側の従業員がほとんど辞めてしまったという事態に陥ってしまいます。

トラブルに巻き込まれないようにするには?

ではこれまでご紹介したようなトラブルに巻き込まれないようにするためにはどうするべきなのでしょうか。ここではトラブル対策を2つご紹介します。

まず1つ目に「デューデリジェンス(買収監査)をしっかり実施する」です。M&A前にデューデリジェンスを行うことは非常に重要です。買主候補者やその弁護士・公認会計士・税理士などが買収先からの資料を開示してもらい、実際に買収先へ出向き会社調査を行います。デューデリジェンスには財務会計税務デューデリジェンス、ビジネス・デューデリジェンス、法務デューデリジェンスの3種類が存在しています。手間と時間がかかってしまうことはありますが、長期的に成功するためにはM&A前にデューデリジェンスを行うことは必須条件です。

続いて2つ目に「トラブルに強いM&Aアドバイザーを探す」です。各分野の専門のアドバイザーに依頼することでM&A買収後のトラブルの発生を抑えることができます。中でも、財務会計税務面、法律面に強いアドバイザー探しはとても重要です。基本的にはM&A自体の知識・経験が豊富な専門のアドバイザーでない限り、トラブルを防ぐことはできないと思ってください。たとえ弁護士や公認会計士、税理士であってもM&Aは頻繁に経験するものではないため、経験をもとにした的確なアドバイスをすることが困難です。

 

今回は実際に起こったM&Aのトラブル事例とトラブルを防ぐためのポイントをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。M&Aに対して経営が安定するといった期待はあるかもしれませんが、実際トラブルが起こると非常に面倒なことも事実です。今回の内容を参考にしてM&Aを検討中の方はトラブルを防ぐための対策も忘れずに行うようにしてください!

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