人気と評判の調剤薬局のM&A(企業買収)会社をランキングでご紹介!【薬局の譲渡・売却を検討中の方におすすめ!】

買収する側・される側のメリットは?なぜ薬局のM&Aが進んでいるのか

公開日:2021/12/15  最終更新日:2021/12/02

近年、さまざまな業界にてM&Aが盛んに行われています。こういった流れは、薬局にも影響を与えており、薬局のM&Aも今や珍しいことではありません。しかし、なぜ今、薬局のM&Aが進んでいるのでしょうか?この記事では、買収する側とされる側の両方の視点から解説していきます。

なぜ今薬局のM&Aが進んでいるの?

現在、薬局のM&Aが進んでいる背景には、業界全体の成長率や薬価報酬の改定など薬局を取り巻く環境の変化があります。

薬局が増えすぎた

M&Aを行う理由の一つは、薬局が増えすぎたことです。現在、薬局はコンビニの総数よりも多く、いたるところに点在しています。大きな病院の周囲を見ると、2~3店舗あるのは当たり前といった感じです。都市部などの場合は、5~10店舗ほどに膨れ上がっています。

収益が悪化している

一時は医療分業が進み、新しい薬局が次々と開業しましたが、現在は飽和状態となっています。そこに追い打ちをかけているのが、薬価報酬の引き下げです。薬価報酬は引き下げが続いており、大手チェーンも大きな打撃を受けています。

人材確保が難しい

現在、薬剤師は慢性的な人材不足に陥っています。薬学部が4年制から6年制になったこともあり、もともと不足気味だった薬剤師はさらに人材確保が難しくなりました。

また、薬剤師は薬局以外にも働く場所があります。たとえば、ドラッグストアや病院、薬を作る製薬会社でも必要です。このような状況ですから、とくに個人で経営しているような比較的小規模な薬局は、人材確保がかなり困難です。

買収される側のメリット

M&Aは、買収される側にもさまざまなメリットがあります。たとえば、人材確保や後継者問題など、今抱えている問題を解決することが可能です。

人材確保と後継者問題

中小薬局の場合は、長年抱えてきた人材不足を解消できます。今は薬局の数に対して薬剤師が少ない時代で、募集をかけてもなかなか人材の確保には繋がりません。しかし、M&Aを行い大手チェーンのブランド力を利用すれば、今までよりも人材は確保しやすくなります

薬局が守られる

M&Aをしたからといって、必ずしも経営者が引退するわけではありません。交渉の内容によっては、そのまま続投するケースもあります。

大手チェーンの傘下になることは、経営面で大きなメリットになります。たとえば、仕入額が減ったり、大手ブランド力のおかげで患者が増えるといった効果です。今まで資金面で苦労していたことも、M&Aを行うことで解決する可能性も出てきます。

売却益が得られる

もし、廃業も視野に入れている場合は、M&Aも選択肢の一つです。なぜなら、廃業するのにもお金がかかるからです。廃業するときは、廃業に関するコストだけではなく、従業員の今後も考えなければいけません。再雇用に向けての準備に協力することも、廃業時の大切な仕事の一つです。

しかし、M&Aは廃業するコストも不要ですし、従業員の再雇用を心配する必要もありません。それどころか、M&Aが成功すれば売却益を得られます。

買収する側のメリット

M&Aを行うときは、一時的に大きな資金が必要になってきます。しかし、資金を使ってでも買収するということは、それなりのメリットがあるからです。現状の打開や将来を見据えた投資、買収する側の計画によってメリットは異なります。

事業の拡大とコスト削減

大手薬局の場合は、薬価報酬の引き下げが経営を圧迫させています。これを打開する方法としては、薬局を増やすことで仕入れ価格を下げていく方法が考えられます。

しかし現在、薬局はどんどん増え続けているため、これ以上増やしても逆効果になる可能性があるのです。そこで積極的に進めているのがM&Aです。自社の店舗数は増えますが、全体の店舗数は増えないので、患者の取り合いには発展しません

新たに人材を確保しなくてもいい

中小に比べれば買収する大手チェーンの方が人材確保は容易です。しかし、容易といっても厳しいことに変わりはありません。応募人数や定着率を考えれば、頭を抱える状態は大手チェーンも同じことです。

そこで有効なのが薬局の買収です。店舗を買収すれば従業員も継続して働けるので、新たな人材確保に動く必要がありません

独立の手段としてもM&Aは有効

「M&Aは、大きな企業が行うこと」と思っているなら、それは間違いです。確かに大手企業の割合が大きいのは事実ですが、独立の手段としても活用できます。

独立の手段としてM&Aを利用すれば、土地の購入や薬局の新設などを考えなくても済みます。ある程度の資金は必要になってきますが、将来的に独立を考えている方は、M&Aの活用を検討してきましょう。

 

M&Aは買収する側とされる側の両方にメリットがありますが、目的を持ち、綿密な計画を立てなければメリットを得られないこともあるので要注意です。もし、今後の経営に不安を感じるようであれば、M&Aを検討する時期かもしれません。M&Aの知識を高めながら、薬局や従業員、そして自分自身の将来を考えてみましょう。

おすすめ関連記事

サイト内検索
調剤薬局M&A会社一覧!
経営承継支援の画像
調剤薬局M&A関連コラム