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活発化する調剤薬局のM&Aによる薬剤師への影響

公開日:2019/11/15  最終更新日:2019/10/25

大手調剤薬局チェーンによる中小規模の調剤薬局へのM&Aが活発に行われています。大手調剤チェーンの利益追求だけでなく、M&Aされる中小規模の薬局にも様々なメリットがあるため積極的に取引が行われる傾向にあります。

M&Aによる影響を踏まえた勤務薬剤師のメリットやデメリットについて考えていきます。

人手不足の薬局には大手企業の採用スキルの恩恵が大きい

薬剤師が将来過剰になると言われ続けて数年になりますが、現在でも地方の中小規模の薬局は、薬剤師を獲得することに未だ難航していることが多いです。

最近は地域体制加算の関係で、週5.5日営業しなければならず、また地方薬剤師会の当番薬局なども請け負うことで休日をとれない薬剤師が増えています。大手チェーンに所属する薬局になることで、豊富なノウハウと資金をかけた採用活動が行えます。

その結果新人薬剤師を多く得ることができ、現場の人手不足を解消することができます。また、他店舗から応援や異動で人手を獲得することもできます。薬学部を卒業したばかりの新卒薬剤師は、どうしても初任給の高いドラッグストアや、大手調剤薬局に流れがちです。

また、地方にUターン就職で戻ってきた新卒薬剤師も、勉強のためと病院志望をするパターンが多いです。そのため、地方の中小規模の調剤薬局のままでは、新卒の就職先になりにくい傾向にあります。

中途採用を狙って大手転職サイトに掲載するにしても、かなりの掲載料がかかる上にその知名度から結果を得ることができないことが多いです。ハローワークを使う薬剤師も少ないですから、中小薬局が人手不足を解消するのは大変難しいことです。

大手チェーンにM&Aされることで、これらの人手不足を解消する足掛かりになります。その結果現場がスタッフで潤い、多忙すぎて休めない勤務を解消することができます。

個人経営の薬局から大手企業の社員になれる

個人経営の薬局などでは、研修制度が整っていないどころか研修自体がそもそも無い薬局がほとんどです。大手チェーンにM&Aされることで、研修制度も大手のものを利用することができます。

新人薬剤師に対する研修はもちろんですが、ベテラン薬剤師も普段処方せんを受けない診療科目の研修を受けることが出来るようになります。研修制度自体の他にも、マニュアルやテキストを独自に作っている企業が多いため、空いた時間に勉強することが可能です。

また、保険請求や薬局管理業務をマニュアル化している大手チェーンが多いので、普段薬剤師自身で保険請求などのレセプト管理をしていた場合は、その手間が大きく省かれることになります。大手は人件費削減のため、事務スタッフの採用も積極的ですのでレセプト関係や普段の処方せん入力も事務スタッフにお任せできるようになります。

更に、医薬品は高額なものも多いため仕入れる時にためらってしまう管理薬剤師が多いのですが、大手チェーンの場合は店舗間で在庫のやりとりができます。処方せんに記載されていて患者さんが望むなら、どのような薬でも入庫しなければなりません。

大手チェーンならではのこの制度があることで、店舗の在庫管理の担当者はかなり気楽になるのではないでしょうか。医薬品卸との薬価交渉も、基本的に経営母体が行ってくれるようになるため、中小規模薬局勤務の際はシビアに考えなければならなかった金銭関係はだいぶ気楽になるでしょう。

大手企業に勤務することのデメリットは?

ここまで主にM&Aの影響によるメリットをお伝えしてきましたが、逆にデメリットも紹介していきたいと思います。一般的に大手企業になればなるほど、調剤のマニュアルが多くなります。

今までは調剤してすぐに投薬していたかもしれませんが、監査するスタッフを必ず入れる、投薬は別のスタッフが担当するなど企業によって様々な決まりがあります。所属する大手チェーンのやり方に合わせなければならないため、慣れるまでは少し大変かもしれません。また、コンプライアンス関係も苦労する要因の1つです。

例えば、それまではレジ金が合わなくてもなんとなく乗り切ることができていたかもしれませんが、大手企業になるとそうはいきません。売上金をシステムに入力して、毎日その分を入金しなければならないからです。

その他にもなあなあにしていた店舗運営関係をしっかりしなければならないことが多いので、大変だと感じる可能性があります。このように、M&Aされることによって大手企業ならではの大変さも生じます。

しかし、ほとんどはマニュアルが用意されている上に手厚いフォローがあります。最初は大変と思うことが多いかもしれませんが、慣れれば経営母体にお任せできることも多く、チェーンの他の店舗と同じようにこなせるようになるでしょう。大手チェーンにはエリアマネージャーのような役職もありますので、相談しながら仕事を進めることができます。

 

M&Aによって、勤務スタッフの仕事は増えるものもあれば、減るものもあります。

しかし、人手不足が解消した上で同じ開局時間という環境、また以前の給与や待遇を十分考慮してくれる人事制度が整った大手企業にM&Aされた場合、M&Aは勤務薬剤師にも十分なメリットがあるといえるでしょう。

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