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調剤報酬改定・薬価改定による調剤薬局のM&A化への影響はあった?

公開日:2019/12/15  最終更新日:2019/11/13

今回の調剤報酬改定や薬価改定では1~2店舗のみの運営である中小法人では、それほど大きな影響はなかったようです。しかし今後は、毎年調剤報酬改定や薬価改定が行われます。その結果、薬価は大幅に下がることは目に見えています。小規模の薬局は経営が圧迫されることは避けられずM&Aにも影響が出るでしょう。

調剤薬局の95%は1~2店舗のみの中小

今回の改訂では、5~6店舗を有している大規模な所では収益がダウンしました。しかし1~2店舗のみで運営している中小の法人では、それほど大きな影響はなかったようです。現在、調剤薬局の95%は中小です。

そのため全体としては調剤改定の影響や薬価改定の影響はそれほど大きくはなかったという見方をしています。大手の調剤薬局は、診療報酬以外の収入源をどのようにゲットするかがポイントとなって来るでしょう。

一斉退職者が出る大企業もあるのではないかと言われています。今後は毎年調剤報酬改定や薬価改定が行われることになりました。こうなると、薬価は大幅に下がります。

すると小規模の調剤薬局の経営は圧迫されていくことは避けられないでしょう。後発率加算や基準加算が取れなくなる個人薬局も増えて、資金繰りがますます厳しくなることが予測できるでしょう。

また2006年から、薬学部が4年制から6年制になったことで入学志願者も減っているのが現状です。大手は採用人数を増やしているので、その影響が小規模の調剤薬局に及んでいます。良い薬局は求人を出さなくても水面下で薬剤師が集まる、求人が出ている所はブラック薬局の可能性が高いという噂も巷にあふれています。

個人薬局ではますます人材不足に頭を悩ましているようです。このように人材不足や資金不足で、事業承継が足踏み状態となっている個人薬局が増えています。今まではM&Aで何とか切り抜けていたケースでも、今後は売れ残ってしまって閉局に追い込まれるというケースも増えて来るだろう、と考えられています。

オンライン診療やリフィル処方箋の影響

医療界の新たな展開として、オンライン診療が新設されました。現在はまだ通院患者の1割までしか算定できませんが、今後は増えて行くと考えられています。自宅に居ながらにして、パソコンなどでオンライン診察を受けて電子処方箋やリフィル処方箋でOKです。

オンライン診療が普及して来ると、病院前の調剤薬局で診察後に薬をもらって帰っていた患者さんも、かかりつけ薬局を自宅近くの薬局に変更するケースも増えて来るでしょう。膠原病や難病などの患者さんの場合、自宅近くには診察可能な病院がないために遠くまで通院している人も多いです。

都会ならまだしも、田舎の場合は特に遠くまで診察を受けに行かなければならない患者さんが多いのが現状です。薬を貰いに行くだけのために長時間かけて高い電車賃を払うのは大変なのでオンライン診療でOKになると、自宅近くの薬局をかかりつけ薬局に選ぶことになるということは容易に予想できます。

ところが個人薬局では、高額な生物学的製剤などは残薬リスクも大きいです。こうなってくると、やはりM&Aを考えて早めに準備を整えるのが賢明でしょう。

また、かかりつけ薬局としての機能を有するためには、退院時のカンファレンスに参加すること、専門性の高い薬剤師を配置することなどの意見もあがっているようです。個人経営の薬局の場合、人材が少ないのでカンファレンスへの参加は大きなハードルになるでしょう。

次々に打ち出される新しい医療の在り方に、ついていけなくなる可能性も高いです。経営がひどく悪化してからでは売れ残ってしまう可能性も高いので、どうにもならなくなる前に手を打つことがポイントです。

フリーランスで働く薬剤師も増えて来るかも

国は、2025年に地域包括ケア構築を目指して、かかりつけ医や在宅医療を推進しています。これがM&Aにどのように影響していくかは未知です。

しかし、より豊富な知識やスキルが薬剤師に求められていくことは間違いないでしょう。今後高齢化が進むと、一人の高齢者が内科にも整形外科にも眼科にも皮膚科にも通院しているというケースも当たり前になってきます。薬剤師にも幅広い知識やスキルが要求されるでしょう。

また、一包化が必要な患者さんも増えるので、調剤に今まで以上の手間や時間がかかる作業が増えて、人手不足が一層色濃くなることも容易に予想できます。そんな中、フリーランス医師大門未知子の薬剤師バージョンではありませんがフリーランスで働く薬剤師も徐々に増えています。

数か月から数年間だけ勤務して経験を積んだら、また別の調剤薬局へ転勤するというやり方です。1か所の門前薬局に長期間勤務していると、内科で使う薬に関しては詳しいけど眼科の事はよく分からない目薬に関しては疎いという、偏った知識になってしまいがちです。

しかしフリーランスで色々な薬局を回れば、知識やスキルが偏らずに済みます。これがフリーランスの大きなメリットです。フリーランスで働く薬剤師が増えると、これもM&Aに影響を及ぼす可能性はあります。忙しい時期だけフリーランスに来てもらって凌ぐ、という方法を考える薬局も出てくると思われます。

 

オンライン診療やリフィル処方箋の普及など、新たな医療に個人の調剤薬局が付いていけるかどうかが、M&Aに影響を及ぼすでしょう。今まではM&Aで切り抜けることができたケースでも、今後は売れ残って閉局に追い込まれるケースも増えると考えられます。経営がひどく悪化する前に手を打つことが重要です。

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