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M&A後の調剤薬局の従業員の待遇と変化

公開日:2020/04/15  最終更新日:2020/04/08

M&Aというのは、運営している会社の危機を乗り切る手段というだけではなく、自分の会社を継続させるための手段としても多く用いられています。しかし、M&Aを実行するうえで気を付けなければいけないポイントとして従業員の待遇があります。調剤薬局をはじめとしたさまざまな企業がM&Aを実行した後は、従業員にどういった変化が生じるのでしょうか。

売却された企業の社員の待遇は維持されることが多い

買収される側の社員が最も心配となるのが「自分は新しい会社でもちゃんと雇用してもらえて、今と同じ水準の給料をもらえるのだろうか」という事ではないでしょうか。 世間的なイメージとしては、買収された側の社員というのは新しい会社では冷遇されて肩身の狭い思いをし、給料も以前よりも低い水準で働かなければいけないという印象が強いかもしれません。

しかし、現実は全く異なり調剤薬局のみならず、M&Aを実行した後、買収された側の従業員というのはこれまでと同じような水準で雇用されるケースがほとんどです。その理由と相手は大きく2つあります。

1つ目は買収する側の企業がすでに自分たちの傘下に組み込む企業で働いている従業員に対して一定の評価をしているからです。M&Aをする際には相手先の企業の事をいろいろと調べます。相手先の企業が負債を抱えていないかといった財政面ももちろんチェックしますが、従業員のスキルなどについてもしっかりと書類などでチェックします。買収側がその企業を買い取ることに応じたという事は、そこで働いている従業員の事も高く評価しているという事です。

そしてもう1つ、買収される側の企業は買収されるための条件の1つに「これまで自分の会社で働いてくれた従業員の雇用について、これまでの諮詢を維持すること」を挙げるケースがほとんどだからです。契約を結んだという事は、買収した企業はこの契約を必ず守らなければ違反となります。

場合によっては給料アップやスキルアップも

買収する側がM&Aを実行することのメリットに、一気に自分たちの企業の規模を大きくできるという事ももちろんありますが、それ以上にお金だけでは決して生み出せない貴重な人材を自分の会社の社員にできるというメリットがあります。特に調剤薬局で勤務をする薬剤師というのはとても不足している状況なので、薬剤師の資格を持っている人というのはとても貴重であり、また即戦力になってくれる人たちです。

そして買収する企業というのは、買収される従業員から見れば、これまで自分たちが働いていたところよりもずっと大きな規模の会社です。場合によっては誰もが知っているような調剤薬局メーカーから買収されることもあるでしょう。従業員のスキルというのは働いている企業の規模で決まるわけではありません。ですから買収された側の社員が買収した側の社員より優れたスキルを持っているケースも多々あります。

すると、これまで働いていた調剤薬局と同じ給料を維持できるだけではなく、場合によっては優遇されてこれまでよりもずっとたくさんの収入を得ることができることも考えられます。そして、大きな企業に再雇用されることによって、その企業が所有している設備などを使うことができますし、新しい知識を教わったり、研究に携わることもできるでしょう。従業員にとっては給料アップだけではなく自分のスキルアップも図れるチャンスともなります。

それでも従業員への開示タイミングは慎重に

このようにM&Aというのは会社の経営者だけではなく、従業員にとっても大幅な給料アップや新たな知識や技術を身につけるチャンスともなるとてもメリットが大きなものです。しかしそれでもこれまで働いていた会社から全く異なる別会社へ勤務するというのは社員にとっては大きな変化となるため、全員が満場一致という訳にはいかないでしょう。

ですからM&Aをして会社を売却することを従業員に注げるタイミングについては慎重に図らないといけません。中途半端なタイミングで開示すると従業員から猛反発を受け、場合によっては先の手続きができないという事にもなりかねません。

まず、中間管理職に対しては一般社員と同じタイミングで開示するとプライドを傷つけ反発される恐れがあります。会社の取り決めなども中間管理職に対しては一般社員よりも早く開示することがほとんどですから、それと同じように今後の手続きに支障がないタイミングで一般社員よりも少し早い時期に売却することを告げるようにしましょう。

一般社員よりも早めに開示して了解を取り付けることができれば、一般社員とのトラブルが生じた際にも補助をしてもらえるというメリットがあります。そして一般社員への開示は契約が全て終わってからにするのがベストでしょう。そして、できれば新会社での勤務に対する不安を少しでも解消するために、買収する企業にも協力を仰ぎ、両者の社員が交流する機会などを事前に設けるのも反発を防ぐ方法の1つです。

 

M&Aというのは、買収する企業側と買収される企業側にだけメリットがあるものではありません。買収される企業の従業員の処遇はこれまでの条件を維持していることがほとんどですし、頑張り次第でそれ以上の給料を得るチャンスも十分得られます。

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