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調剤薬局のM&Aは海外企業とも!クロスボーダーM&Aとは

公開日:2022/04/15  最終更新日:2022/03/01


近年では、国内でのM&Aも増加傾向にある中、海外企業の高い成功率を視野に入れる企業傾向があります。そのため、海外進出へ向けてM&Aを結ぼうとする日本企業が多く見られるようになってきました。アジアなど新興市場での開拓、新商品の開発がより期待されています。また、運営のコスト削減を目的とされるクロスボーダーM&Aも増加しています。

クロスボーダーM&Aとは

直訳すると「ボーダー=国境」「クロス=越える」という意味であり「クロスボーダー=国際間取引」のことを指します。たとえば、M&Aを行う企業のどちらかが、海外企業である場合を「クロスボーダーM&A」ということになります。

そして国内から海外の企業の買収、または譲渡をする事を「インアウト」、逆に海外から日本の企業の買収、または譲渡をする事を「アウトイン」という言葉であらわします。1990年前後は、バブル期だったこともあり、不動産投資を主流とした国内M&A、そしてクロスボーダーM&A共に多く行われていました。バブルが崩壊し一時は落ち込みました。2000年に入るとインターネットの普及が増加して行く時代の流れもあり、再びIT企業による海外企業に対してのM&Aが増加しました。

このように、薬局以外のさまざまなビジネス業界でも、時代の流れと共に、国内M&Aに留まらず、クロスボーダーM&Aを扱う企業が多く存在しているのが現状です。クロスボーダーM&Aの手法は、2つあります。

まず1つは、存続する企業、消滅する企業、親企業と3つの当事者により行われる三角合併です。この手法の特徴は、親会社の方1から株式を交付し、存続企業と消滅企業の2つのみが残ることです。

そしてもう1つは、買い手の企業が、金融機関から資金調達を行う下準備を終えた後に、売り手の企業を買収するLBO(レバレッジド・バイアウト)です。この手法の特徴は、売り手企業の資産や将来性を担保とするため、自己資金を抑えながらにして企業買収が可能になることです。しかしLBOの後に、業績が落ちてしまうと、巨額の借金を抱えてしまうというリスキーな特徴もあります。

クロスボーダーM&Aのメリット

たとえば、国内の企業が、海外進出への成功を目的とする場合の第一歩として、クロスボーダーM&Aは、大変効率がよい方法となります。このクロスボーダーM&Aのメリットは、3つあります。

・現地企業が元々持つ現地顧客の情報を得られることです。
・現地の従業員をそのまま雇用できることです。
・日本よりも税率の低い国でクロスボーダーM&Aを行えば、法人税など大幅にコストカットできることです。

一方、どの国、どの企業とどんなクロスボーダーM&Aを結ぶかによっては、通貨や市場、法律や決済システムが違う事から、国内でのM&Aよりもコストが掛かってしまうこともデメリットとして挙げられます。

失敗する確率が、約50パーセント、成功する確率は、10パーセント〜30パーセントといわれているほど、クロスボーダーM&Aは、なかなか難しいものだといわれています。

クロスボーダーM&Aの成功事例

では、クロスボーダーM&Aを成功させるために実際どのようにすればよいのでしょうか。まず、M&Aを行う企業について、企業価値やリスクについて事前調査を行います。これをデューデリジェンスといいます。その後、M&Aを行う企業と条件交渉を行います。クロスボーダーM&Aとなると互いの国の言語や習慣性など大きな違いが多々ありますので、慎重に進めることが重要となってきます。

このため、国同士の相違点を埋めるために、現地事情に詳しいアドバイザーも必要になるでしょう。そしてお互いが合意した後、クロージングという取引の実行を行います。契約事項などを適切に定めていくものです。

最後に契約後にPMI(ポストメジャーインテグレーション)という統合作業を行います。クロスボーダーM&Aの成果は、このPMIで決まるといわれるほど非常に重要なものです。

では成功事例について例を挙げて、お話ししていきましょう。国内製薬会社でもトップクラスに位置する某製薬会社は、2018年にアイルランドの製薬大手である某製薬会社を6.2兆円での買収に成功しました。これは、日本企業としては過去最大のクロスボーダーM&Aとなりました。

また、この6.2兆円となる高額な買収金額は、日本側某製薬会社自身の時価総額よりも高く、かなりリスクが高いM&Aとしても話題になりました。某製薬会社は、以前から世界の巨大製薬会社と戦うために、グローバル化を進め下準備を綿密にして来たことが成功への1番の要因だったといえるでしょう。

 

クロスボーダーM&Aは、国境を越えての国際間取引であるため、買収や統合を成功させるにはかなり難しくなることが分かります。そのため、50パーセントの高い確率で失敗しているといわれてしまうのは、致し方ないことでしょう。しかし、相手企業に対しての事前調査を怠ることなく綿密に行うことで、失敗のリスクを充分に抑え、成功へと導くことができます。さまざまなメリットが見込まれるクロスボーダーM&A成功への秘訣は、いかに相手企業のよさを充分に引き出し、自社企業の中に活かすことができるか、効果を最大限に活かすことを考えられるかにあります。

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